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薬剤師のすすめる市販の花粉症内服薬7撰を紹介します~花粉症の薬の選び方と考え方~

薬剤師のすすめる市販の花粉症内服薬7撰を紹介します。

【目次】

・花粉症と治療薬の考え方

花粉症には目のかゆみ、鼻水やはなづまりといった症状があります。薬によりそれぞれ症状への効きやすさがあり、症状の程度は人それぞれによって違いがあります。そのため、花粉症がはじめての方は、病院を受診し、医師から症状にあった処方をしてもらうことをおすすめします。この記事では、花粉症の一時的な対処として市販薬の選び方のコツを薬剤師目線で書いていきます。

 

・症状にあった使い方を心がける

市販の花粉症治療薬には内服薬、点鼻薬、点眼薬といった種類があります。くしゃみや鼻汁に内服薬、はなづまりに点鼻薬、目のかゆみに点眼薬といったように症状にあった使い方があります。

 

・どの市販薬を選べばいいの?

ずばりスイッチOTC医薬品をおすすめします。スイッチOTC医薬品とはもともと医療用の薬が市販薬として販売を認められたものです。医療用としても用いられているスイッチOTC医薬品は効果が高く、安全性の実績もあるため花粉症の薬に限らずおすすめできます。以下では、スイッチOTC医薬品を中心に花粉症に効くおすすめの市販薬を紹介していきます。

 

・内服薬を選ぶ時のポイント

➀継続のしやすさ

内服薬には1日の回数と服用タイミングが決められており、用法用量を守らなければ期待した効果が得られないことがあります。そのため用法の簡便さで選ぶこともポイントになります。(ex. クラリチンEXは1日1回食後に飲むことで1日効果が持続し、簡便です。)

 

②副作用(眠気)の出やすさ

花粉症のアレルギー様症状を抑える薬は抗ヒスタミン薬と呼ばれる種類の薬です。抗ヒスタミン薬は副作用として眠気や口の渇きなどがあり、薬ごとの副作用の出やすさも選ぶ時のポイントです。

眠気の強さ

タリオン>エバステル≒アレジオン>クラリチン≧アレグラ

※アレグラFXとクラリチンEXは運転制限の記載なし

また、漢方は眠くならないので眠くなりたくない人は鼻水に効く小青竜湯もおすすめします。

 

③抗ヒスタミン作用の強さ

眠気の出にくい市販薬を購入すると、症状の重い方は期待した効き目が得られないことがあります。そういった場合は、より抗ヒスタミン作用の強い市販薬を試してみると良いと思います。医療用医薬品には眠気が出にくくアレグラやクラリチンよりも効果の高い薬があるため、眠気を避けたい方は受診をお勧めします。

抗アレルギー作用の強さ

タリオン>エバステル≒アレジオン>アレグラ≒クラリチン

 

・おすすめ内服薬7撰

アレグラFX

1日2回(朝・夕) 1回1錠(空腹時も内服可能

使用できない人:15歳未満、授乳中の人は服用しないか服用する場合は授乳を避ける

使用上の注意:服用前後は飲酒しない

 

クラリチンEX

1日1回食後 1回1錠

使用できない人:15歳未満、授乳中の人は服用しないか服用する場合は授乳を避ける

使用上の注意:服用前後は飲酒しない

 

アレジオン20

1日1回(寝る前) 1回1錠

使用できない人:15歳未満、授乳中の人は服用しないか服用する場合は授乳を避ける、肝臓病の診断を受けた人

使用上の注意:服用前後は飲酒しない、服用後乗り物又は機械類の運転操作をしない

 

エバステルAL

1日1回(寝る前) 1回1錠

使用できない人:15歳未満、授乳中の人は服用しないか服用する場合は授乳を避ける

使用上の注意:服用前後は飲酒しない、服用後乗り物又は機械類の運転操作をしない

 

タリオンAR店舗で対面販売のみ

1日2回(朝・夕) 1回1錠

使用できない人:15歳未満、授乳中の人は服用しないか服用する場合は授乳を避ける、腎臓病の診断を受けた人

使用上の注意:服用前後は飲酒しない、服用後乗り物又は機械類の運転操作をしない

 

アレグラFXジュニア

1日2回(朝・夕)(空腹時も内服可能)

7歳~11歳の小児:1回1錠

12~14歳の小児:1回2錠

使用できない人:7歳未満

 

ツムラ青竜湯エキス顆粒

1日2回食前

成人(15歳以上):1回1包

7歳~14歳:1回2/3包

4歳~6歳:1回1/2包

2歳~3歳:1回1/3包

使用できない人:2歳未満

 

・市販の花粉症薬を使用するときの注意点

➀服用の対象年齢を確認する

年齢により用法用量が異なる場合があります。内服薬の一覧にも記載しましたが、お子さんに内服させるときは特に注意して確認するようお願いします。

 

②症状が治まらない場合は医療機関へ受診する

1週間以上服用を継続しても症状が治まらない場合は早めに医療機関を受診し、医師より症状に合った処方薬をもらうことをおすすめします。